​救護横浜22号より

第5回 “救 護 の 輪

「えがおのサンマ」

私が救護赤十字奉仕団に入団してから37年が経ちました。入団当時は救護奉仕団創設メンバーの
玉野進元委員長や柳原前委員長、植村副委員長、鈴木幸一さんなどの先輩達から沢山のことを教えて頂きました。そのような中で今でも印象に強く残っているのが故金子邦親元横浜分隊長のすてきな笑顔です。ライフセービングの世界ではレジェンド的な存在で、卓越した技術と指導力で赤十字の活動だけでなく海の安全に大変貢献された方でした。活動時には常に笑顔で誰とでも分け隔て無く接して困っているときには優しく手を差し伸べてくれる方でした。
奉仕団活動では沢山の知識・技術を学びましたが、赤十字に関わる人間として一番学んだことは故金子邦親さんの笑顔と相手を気遣う優しさでした。
現在の私は、赤十字の活動をするときだけではなく、いつでもどこでも笑顔の大切さを伝えられるように、座右の銘として
「えがおのサンマ」(3つの間を大切に!)『笑顔』の「時間」「空間」「仲間」が広がるようにしましょうと伝えています。
赤十字の救護奉仕団活動は災害時に支部の災害救援活動を支援するのが本来の目的ですが、私達が
直接被災者に接する機会は少なく、被災地に赴くことも滅多にありません。

私が救護奉仕団員として被災地入りしたのは入団から13年年後の1995年の阪神淡路大震災と2011年の東日本大震災の時でした。被災地に入ることで多くのことも学びますが、誰もがいつも被災地に入る訳ではありませんので、被災地に入るメンバーを送り出すこと、支部支援センターで救援活動を支援することも大切な活動です。
そして何よりも大切なことは平時活動です。こどもの国の臨時救護、障害者スポーツ大会・ゆうあいピックでの救護活動は、何かが起こるかも知れない自分はどのような行動をすれば良いのか、心構えを鍛えると共にメンバーとの意思疎通の貴重な機会です。
例会で顔を合わせお互いの日常を伝え合うこともいざというときの為には必要なことです。
皆さんが無理せずできる範囲で活動できること顔を合わせた時には輝く笑顔で優しく接すること
ができる奉仕団であって欲しいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

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